こんにちは!
『繋がり屋』スタッフのあいです。
今回は「パンデミック」というボードゲームをご紹介します!
パンデミックというボードゲームは、プレイヤー全員が協力して病原体に立ち向かい、世界を救うというコンセプトの協力型ボードゲームです。
コロナの時期には、「コロナを退治している気分になれる」「ウイルスの恐ろしさを学ぶことができる」ということで再び売上が伸び、発売から10年以上経った今でも売れ続ける大人気のボードゲームです。
今回はそんなパンデミックのルールから、拡張版、攻略のコツ、オンラインやアプリについてもご紹介していきます!
パンデミック(ボードゲーム)のルールや役職について
パンデミックのプレイ人数は2人〜4人に設定されていて、プレイ時間は約45分となっています。
あまりボードゲームに慣れていない方には少し難しく感じるかもしれませんが、中量級のボードゲームを普段からやるよ、という方にはすぐに理解できるほどのルールです。
それでは見ていきましょう!
まずこのボードゲームの目的はプレイヤー全員で協力し、赤、黄色、青、黒の4色の治療薬を見つけることです。
♦ゲームの準備
ではまず準備についてから説明していきます!
- カードの準備
まずは初期手札として「プレイヤーカード」を各プレイヤーに配ります。
プレイヤーカードとは、「都市カード」「イベントカード」「エピデミックカード」の3種類のカードのことを言います。
初期手札を配るときはエピデミックカードはすべて取り除いておき、残りのカードをシャッフルして各プレイヤーに配ります。
配るプレイヤーカードはプレイ人数によって枚数が変わるので注意してください。
プレイ人数が2人の場合は4枚、3人の場合は3枚、4人の場合は2枚配ります。
人数分配り終わったら、エピデミックカードを混ぜます。
エピデミックカードは少し特殊な準備の仕方をします。
まずエピデミックカード以外の残りのプレイヤーカードを上の写真のように、入れるエピデミックカードの枚数分の山札に分けます。
その山にそれぞれエピデミックカードを1枚ずつ入れ、それぞれシャッフルし、最後に1つの山札にまとめます。
- 役職カード
役職カードを1人1枚ランダムで配り、ゲーム中はその役職の持つ能力を使うことができます。
このカードについては、のちほど詳しく説明します。
- ボードの準備
次に、コマとカードをそれぞれ所定の位置に配置していきます。
まずプレイヤーカードの山札を写真右下のほうに置いておきます。
アウトブレイクマーカーと呼ばれるコマはボードの左側に配置する場所があります。
こちらは治療薬マーカーと呼ばれるコマです。
ボードの下のほうに配置する場所があり、ゲーム開始時はボードの外に置いておきます。
感染率マーカーと呼ばれるこのコマは、ボードの右上の緑の丸いマスに置いておき、その上の緑色の枠に感染カードの山札を置きます。
この4色のキューブは病原体コマです。
このゲームは9つの都市に病原体コマが置かれている状態からスタートしますので、このコマを所定の位置に配置します。
(このケースは、私が100均で購入したもので付属のものではないので注意してください!)
病原体コマは、写真のように都市カードの色と同じ色のものを配置します。
ゲーム開始前に病原体コマを配置するときは、まず感染カードを山札から3枚ずつ3回に分けて引き、最初の3枚の都市には病原体コマを3つ、次の3枚には2つ、その次の3枚には1つずつ配置します。
引いた9枚の感染カードは捨て札置き場に表向きで置いておきます。
プレイヤーコマは、役職カードの色と同じ色のコマを使います。
プレイヤーはアトランタからスタートになりますので、人数分のプレイヤーコマと調査基地コマを1つアトランタに置いたら準備完了です!
♦ゲームの流れ
それでは遊び方とルールを見ていきましょう!
ゲームは人口が一番多い都市カードを持っているプレイヤーからスタートします。
こちらが都市カードです。
人口はカードの左上のほうに小さく書いてあります。
このニューヨークのカードの場合は、20,464,000人ですね。
自分の手番で行うことは以下の3つです。
- アクションを4つプレイする
- プレイヤーカードを引く
- 感染処理
① アクションを4つプレイする
以下の2種類、計8つのアクションの中から4つをプレイします。
同じアクションは何回でもプレイすることができます。
[移動アクション]
- 白線で繋がった隣の都市へ移動する
- 都市カード1枚を捨て札にして、その都市に移動する
- 自分がいる都市カードを捨て札にして、好きな都市に移動する
- 自分のコマが調査基地のある都市にいる場合、自分のコマをほかの調査基地がある都市へ移動する
[その他のアクション]
- 調査基地の設置
手札から自分のいる都市のカードを捨て札にして、その都市に調査基地を設置する。 - 感染者の治療
自分のいる都市にある病原体コマを1つ取り除く。
すでにその色の治療薬が発見されている場合は、1アクションでその都市にあるその色の病原体コマをすべて取り除くことができる。 - 知識の共有
自分がいる都市のカードを同じ都市にいるほかのプレイヤーに渡す、またはほかのプレイヤーから受け取る。 - 治療薬の発見
自分のコマが調査基地のある都市にいる場合、自分の手札から同じ色の都市カード5枚を捨て札にして、その色の治療薬を発見することができる。
② プレイヤーカードを引く
4つのアクションが終わったら、プレイヤーカードの山札から2枚引きます。
手札の上限は7枚なので、手札が7枚以上になった場合は7枚になるようにカードを捨てる必要があります。
もし引いたカードが「エピデミックカード」だった場合は、すぐにエピデミックのアクションを行います。
*エピデミック
エピデミックカードとは病原体が急激に増える、とても危険なカードです。
エピデミックカードを引いたら、すぐに以下の3つのアクションを行う必要があります。
- 感染率マーカーを1つ動かす
- 感染カードの1番下のカードを引く
そのカードの色の病原体が根絶されていない限り、そのカードの都市にその色の病原体コマを3個置きます。
その都市にすでに病原体コマが置かれていた場合はアウトブレイクになります。 - 感染カードの捨て札にあるカードをシャッフルして山札の1番上に置く
これらが終わったら感染処理に戻ります。
ちなみにエピデミックカードは、入れる枚数で難易度の調整ができます。
入門レベル、標準レベル、英雄レベルと3種類の難易度を楽しむことができます。
③ 感染処理
感染カードの山札から感染率マーカーに記されている数字の枚数分カードを引き、出た都市に病原体コマを1つ配置します。
たとえばこの写真の場合、感染率マーカーは2の位置に置かれているので、感染カードを2枚引きます。
このマーカーはアウトブレイクが発生するたびにどんどん右に移動し、引く感染カードの枚数が増えていきます。
*アウトブレイクとは?
もしカードの都市にすでに3つの病原体コマが置かれていたら、その都市に4つ目の病原体コマは配置せず、周りの都市に感染が拡大していきます。
これをアウトブレイクと言います。
たとえばこの写真ではボゴタに3つの病原体コマが置かれています。
このときにボゴタの感染カードを引いてしまうと…
このように、ボゴタと白線で繋がっているマイアミ、サンパウロ、リマといった周りの都市にも感染が拡大していきます。
アウトブレイクが発生したときは感染率マーカーともう1つ、アウトブレイクマーカーも1マス動かします。
ただし、根絶された色の病原体コマは増えません。
- アクションを4つプレイする
- プレイヤーカードを引く
- 感染処理
この3種類のアクションが終わったら、次のプレイヤーの手番となります。
♦ゲーム終了
4つの病原体の治療薬を発見したら、その時点でプレイヤー側の勝利となりゲームが終了します。
治療薬を発見したら、写真左側のようにその色の治療薬マーカーをボードに置きます。
根絶した場合は写真右側のように表向きにして置いておきます。
つまり治療薬マーカーがすべてボードに置かれた瞬間にプレイヤーの勝利となります。
ただし以下の3つの条件のうち1つでも当てはまってしまうと、病原体側の勝利となり、プレイヤー側の負けでゲームが終了します。
- アウトブレイクマーカーが、表の最後のスペースに到達する
- 病原体コマが足りなくなる
- アクション終了時、プレイヤーカードの山札がなくなる
♦役職カード
病原体に勝つために重要となるのが役職カードです。
役職カードは全部で7種類あり、それぞれがゲームを有利に進めるため、色々な方面に特化した役割を持っています。
- 危機管理官
1アクションを使ってプレイヤーカードの捨て札からイベントカードを1枚手元に加えることができます。
このとき、加えたイベントカードは手札としてカウントしません。
- 通信司令員
1アクションを使って、仲間のプレイヤーコマを自分のコマを動かす要領と同じように動かすか、仲間のプレイヤーコマを、ほかのプレイヤーコマがある都市へ移動させることができます。
- 衛生兵
感染者の治療をするときに、病原体コマを1つではなく同じ色のコマすべてを1アクションで取り除くことができます。
また、その色の治療薬が発見されている場合は、アクションを使わずにその色の病原体コマすべてを取り除くことができます。
- 作戦エキスパート
1アクションを使って手札の都市カードを使わずに自分のいる都市に調査基地を設置できます。
また、各手番に一度自分が調査基地にいるとき、都市カードのどれかを使って好きな都市に移動することもできます。
- 検疫官
自分がいる都市とその都市と白線で繋がっているすべての都市に病原体コマが置かれるの(アウトブレイク)を防ぐことができます。
- 研究員
1アクションを使って自分の手札の都市カード1枚を同じ都市にいるプレイヤーに渡すときに、自分がいる都市以外の都市カードでも渡すことができます。
これは自分の手番でも、ほかのプレイヤーの手番でも実行できます。
ただし渡すことができるだけで、受け取ることはできないので、注意してください!
- 科学者
同じ色の都市カード4枚で治療薬を発見することができます。
ウイルスに勝つためにはこの役職カードのそれぞれの役割を理解しておくことが重要になるので、ぜひ覚えておいてください!
*イベントカード
もう1つ、病原体に勝つために力を貸してくれるのが「イベントカード」です。
- 政府の援助
調査基地を1つ、どこでも好きな都市に設置する。 - 静かな夜
次の「感染処理」を実行しない。 - 空輸
自分またはほかのプレイヤーのコマを1つ、どこでも好きな都市へ移動する。 - 予測
感染カードの山札の上から6枚のカードを見る。
そのカードを好きな順番に並び変えて山札の上に戻す。 - 人口回復
感染カードの捨て札からカードを1枚選び、そのカードをゲームから除外する。
これらのイベントカードはアクションを使わずに、いつでも使えるのでピンチのときにはとても役に立ちます。
ただし「人口回復」だけは、使えるタイミングに指定があるので注意してください!
パンデミック(ボードゲーム)の拡張版や種類をまとめてご紹介!
パンデミックは世界的に高い評価を得ているボードゲームの1つなので、たくさんの種類の拡張版やシリーズが多く発売されています。
♦パンデミック 旧版
- 拡張版 「絶対絶命」
元祖パンデミックといえばこちらです!
今回ご紹介している新たなる試練は、こちらの元祖パンデミックに新たな役職カードが追加された新版になります。
また、拡張版の「絶体絶命」は、旧版の拡張なので、新版と混ぜる遊び方はできませんので注意してください。
♦パンデミック新たなる試練
- 第1拡張版 「迫りくる危機」
- 第2拡張版 「科学の砦」
- 第3拡張版 「緊急事態宣言」
こちらの「パンデミック新たなる試練」が現在は主流になっています。
今からパンデミックを買おうと思っている方は、この新たなる試練から買うのがおすすめです。
新たなる試練の拡張版には3種類あり、第1拡張版では「猛毒株」「変異株」「バイオテロリスト」の3つのルールが新しく追加されています。
特に「バイオテロリスト」のルールでは、1人がバイオテロリストとなり敵側になります。
今まで協力型ゲームだったものが、非協力型のゲームになり、この拡張セットの追加ルールの中でも特に面白い追加ルールです!
拡張版を買おうと思っている方は、まず第1拡張版の「迫りくる危機」から買うのがおすすめです!
♦パンデミックレガシーシリーズ
- シーズン1
- シーズン2
- シーズン0
レガシーシリーズとは、その名の通り1度しか遊ぶことができない「レガシーシステム」が採用された、世界的にも面白いと有名なパンデミックのシリーズです。
このシリーズは3種類ありますが、こちらは拡張版ではないのでパンデミックの基本セットがなくても遊ぶことができます。
レガシーシステムが採用されたゲームなので、ネタバレは厳禁…ということで、気になる方はぜひ遊んでみてください!
♦パンデミック:接触感染
プレイヤーがウイルス側としてプレイする、パンデミックのカードゲーム版です。
ボードゲームのパンデミックとはかなり遊び方が変わります。
♦パンデミック:完全治療~ザ・キュア~
こちらはパンデミックのダイスゲーム版になりますので、遊び方も基本のパンデミックと少し違ってきます。
またゲーム性にもかなりの違いがありますが、今まで以上に役職でゲームが大きく左右される仕様になっているので、とっても人気の作品です。
♦パンデミック:迅速対応
こちらもダイスゲームですが、新たに制限時間付きのルールが登場します。
砂時計の砂が尽きる前に物資の支援をしていく、というコンセプトのパンデミックです。
♦パンデミック:クトゥルフの呼び声
こちらはクトゥルフ神話という20世紀にアメリカでパルプ・マガジンの小説を元に創られた架空の神話を混ぜたものです。
遊び方は基本のパンデミックとほとんど同じですが、「クトゥルフ信者」が増殖したり、神話上の架空の生物であるショゴスが現れたりと、クトゥルフ神話の世界感も味わうことができるので、基本のパンデミックとは一味違った作品です。
♦パンデミック・リミテッドエディション
- イベリア
- ライジングタイド
- ローマの落日
数量限定で販売されたシリーズで、再販予定のない非常にレアなシリーズです。
このシリーズは3種類あり、3つともヨーロッパのある時代を反映させたものになっています。
- イベリア
19世紀のイベリア半島を舞台に、オプションルールも追加された、基本セットよりも少し難易度が上がったものです。
- ライジングタイド
こちらの舞台はオランダで、水害をテーマとしたボードゲームです。
プレイヤーはウイルスではなく、迫りくる水害と戦うことになります。
- ローマの落日
その名の通り、ローマが舞台です。
ローマが栄えていた時代をテーマに迫りくる敵兵から国を守るというコンセプトのボードゲームです。
こちらはダイスによってゲームが左右され、難易度も高めです。
♦パンデミック:ホットゾーン
こちらはパンデミックを北アメリカのみに限定したバージョンです。
内容は基本のパンデミックと変わりなく、パンデミックを少し小さくしたものという感じなので、持ち運びには便利です。
ホットゾーンはシリーズ化しており、海外では多くの種類が販売されていますが、日本ではあまり人気がなかったのか、この北アメリカのものしか販売されていません。
♦スターウォーズ/クローンウォーズ パンデミックシステムゲーム
なんと!あのスターウォーズとパンデミックがコラボしました!
パンデミックの基本のシステムをベースに、原作のストーリーも含めた作品になっています。
プレイヤーは色々な特殊能力を持つジェダイの1人として、ドロイド軍団と戦います。
スターウォーズが好きな方にはとてもおすすめのボードゲームです!
♦10周年記念版
パンデミック発売から10年となる2018年に発売されたパンデミックの「10周年記念版」はルールは基本のものと変わりませんが、コンポーネントがすべてオリジナルに作られた、ファンにはとても嬉しいものとなっています。
ただしこちらは拡張版と混ぜて遊ぶことはできない仕様になっているので、注意が必要です。
パンデミックにはこれだけの拡張版やシリーズがあります。
これだけあると、色々なルールや世界感を楽しむことができますね!
また、ダイスゲームやカードゲームなどの種類もあるので遊び方も様々です。
自分のお気に入りのシリーズや種類のパンデミックを探してみてください!
パンデミック(ボードゲーム)にアプリはある?オンラインやPCで遊べる?
現代ではアナログゲームよりもPCやスマホで遊べるオンラインサイトやアプリの方が好き、という方もいるかと思います。
そんな方のためにPCやスマホでもパンデミックが遊べるアプリやサイトがあるのかどうか調べてみました!
パンデミックには、PC用ゲームの配信プラットホーム「Steam」で購入できるものがありましたが、現在は販売停止となっています。
ほかにもアプリの配信などもありましたが、現在は配信停止になっています。
なので現在はインストールすることはできません。
アプリ版はソロプレイのみで、オンラインプレイはできませんでしたが、ルールを理解し練習するのには最適だっただけに残念です。
アプリなどの配信が停止になった理由は、Steam版やアプリ版をリリースしている会社が、オンラインボードゲームサイトのBGA(Board Game Arena)を買収したからだという情報があります。
ですのでパンデミックは現在、BGAでならオンラインでプレイすることができます。
パンデミックに限らず、BGAではほとんどのボードゲームがオンラインでプレイできます。
BGAのオンラインなら家に1人でいてもボードゲームを楽しむことができます!
人数を集めてボードゲームを囲む時間が取れなくても、BGAには時間に余裕のあるプレイヤーが集まってくるので、人数を気にしなくていいのもオンラインのメリットの1つですよね。
またBGAはアプリとは違い、ブラウザでのプレイなのでPCでのプレイも可能です。
PCでのプレイが可能だと、Staem版をPCでずっとプレイしていた方や、大きな画面でプレイしたい方にも嬉しいですよね。
実際に手に触れてボードゲームを楽しみたいという方も、もちろん多くいると思いますが、現在のデジタル社会ではPCやスマホといった端末でのゲームのほうがいい、という方も増えてきていると思います。
そういった方でもボードゲームに触れられるサイトがあるのは便利ですよね。
ですが、個人的にはPCやスマホ派の方もBGAなどのサイトをきっかけに、実際に手に触れてボードゲームをしてみたいなと思ってもらえるといいなと思います。
パンデミック(ボードゲーム)の攻略のコツは?評価・レビューもご紹介!
♦パンデミック攻略のコツ
このパンデミックは協力型なので、そんなに難しいの?と、プレイしたことのない方は思うかもしれません。
ですがこのボードゲームは、ゲームのシステムがとてもしっかりしているので負けることもよくあります。
エピデミックカードが増えると、全然勝てないという方もいるくらい、さらにクリアするのが難しくなります。
ですので、ここでパンデミックを攻略するコツと、それに役立つ役職カードも合わせてご紹介していこうと思います!
- とにもかくにも調査基地!
まず初めに大事になってくるのは調査基地の設置です。
このボードゲームの目的は「4種類の治療薬の発見」ですが、調査基地のある都市にいなければ、治療薬を発見することができません。
そのため、4色の都市それぞれに最低でも1つは調査基地を設置しておくことがパンデミッ攻略においては必要です。
初めから設置されている調査基地だけではクリアは難しいです。
ここで便利な役職は「作戦エキスパート」です。
この「作戦エキスパート」は調査基地の設置の役割を担う役職なので、持っていたらフル活用していきましょう!
もし作戦エキスパートがいない場合は、手元にある都市カードや「通信司令官」といったほかの役職カードをうまく使って、まずは調査基地の設置を目指しましょう!
- 治療薬の発見は1つずつ
このゲームの目的は治療薬の発見ですが、分担して治療薬の発見をするのは、おすすめできません。
都市カードを1人に集めていき、プレイヤー全員で1つずつ発見していくのがおすすめです。
ここで活躍してくれる役職カードは「科学者」です。
「科学者」は治療薬を発見しやすくする役割を担うカードです。
このカードは同じ色の都市カードを5枚集めなければならないところを、4枚集めるだけで治療薬の発見ができます。
もしこの科学者の役職カードを持っているプレイヤーがいたら、そのプレイヤーに都市カードを集めると治療薬の発見が効率よく行えます!
また、カードをプレイヤーに集めるために役立つ役職カードは「研究員」です。
「研究員」という役職は、都市カードをほかのプレイヤーに渡すという役割を担うカードで、同じ色の都市カードを集めるためにはぴったりの役職カードです。
通常は現在いる都市の都市カードしか渡すことができません。
ですがこの役職カードを持っているプレイヤーは、渡したい都市カードの都市にいなくても、どこの都市カードでも自由にほかのプレイヤーに渡すことができるので、カードを集めるのがとても楽になります。
科学者がいない場合はそれぞれのプレイヤーの手札に、何色の都市カードが多くあるかを見て、そのプレイヤーにその色の都市カードを集めていくと効率的に治療薬を発見することができます。
このように役職カードをうまく活かすとゲームが有利に進んでいきます。
なので自分に回ってきた役職カードの役割を果たすことが大切です。
- 病原体コマの除去
病原体コマは早く除去して、感染拡大を防がなきゃ!と思いがちですが、意外とそうでもありません。
極端に言えば、病原体コマが3つになってさえいなければ大丈夫なのです。
治療薬がまだ発見されていない場合や、役職カード「衛生兵」がいない場合は、基本1アクションで1つしか病原体コマを除去できないので、3つ全部除去しようと思うと3アクション消費することになります。
パンデミックはプレイ人数に限らず、意外とゲームの進み具合が早いです。
なのでゆっくりゆっくりやっているとあっという間に山札がなくなります。
パンデミック攻略には、治療薬を効率よく発見することが大切なので、無理に全部の病原体コマを取り除く必要はなくありません。
敗北条件である、病原体コマが足りなくなることに気をつけておけば大丈夫です。
その分、治療薬を発見することにアクションを使いましょう!
このように、どこの病原体コマをいくつ取り除くかということを考えることもパンデミック攻略には大切なポイントです。
- 調査基地を早めに設置すること
- それぞれ持っている役職カードの役割をしっかり生かすこと
- どこの病原体コマを優先して取り除くかを考えること
この3つのポイントがパンデミック攻略には欠かせないと言えます。
♦パンデミックって本当に面白いの?
パンデミックってプレイヤー同士で競わないのに本当に面白いの?と思う方もいるかもしれません。
ではここで、実際にパンデミックをプレイした方々のレビューを見ていきましょう!
- ウイルスが迫りくる危機感にハラハラドキドキする!
- みんなで世界を守るために戦うという世界感に引き込まれる!
- やりがいもあり、何度も何度もプレイしたくなるほど面白いボードゲーム!
私の見たレビューのほとんどが「パンデミックは面白い」という、いい評価のものでした。
それほど多くの方がパンデミックを高く評価しています。
さすが協力型ボードゲームの金字塔とも言われるパンデミックですね!
エピデミック、アウトブレイク、プレイヤーそれぞれの役割など、システムがしっかり考えられているところも評価の高いポイントです。
パンデミック(ボードゲーム)の定価は?ぴったりのスリーブについても!
♦パンデミックはいくらで買えるの?
パンデミックの定価はもともと4,400円(税込)でした。
ですが現在は価格が高騰していて、定価が5,500円(税込)に引き上げられました。
なのでどこも大体5,000円前後で売っています。
パンデミックはAmazonや駿河屋、ヨドバシなどの通販サイトや、ボードゲームショップなどで買うことができます。
Amazon、ヨドバシでは定価通りの価格で買うことができます。
ですが駿河屋では定価より少し安い価格で売られており、私が調べた時点では4,800円(税込)でした。
もちろんほかのサイトでも取り扱っていますので、普段ご自身が使っているサイトなども覗いてみるのもいいと思います!
♦パンデミックにぴったりのスリーブは?
パンデミックのカードサイズは、一般的にスタンダードサイズと呼ばれる88mm×63mmです。
なので92mm×66mmのスリーブだとカードのサイズにぴったりフィットします。
ハードタイプのほうがカードをしっかり保護してくれるのでおすすめですが、シャッフルするときによく指に刺さります。
私もよく指に刺さって痛い思いをしていますので、気をつけてくださいね!
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さて今回はパンデミックについてルールや拡張版の種類、攻略のコツなどを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
楽しそうだな、やってみたいなと思ってくれた方がいたら嬉しいです!
協力型のボードゲームなので、プレイヤー同士でバチバチに競うゲームが苦手な人にもおすすめのボードゲームです!
また、ご紹介したようにオンラインでプレイできるサイトもありますので、ご自身の好みにあった遊び方でパンデミックを楽しんでみてください!